トヨタ自動車は4日、2023年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を修正し、純利益の見通しを前期比17.2%減の2兆3600億円に引き上げた。
従来予想は2兆2600億円。鋼板など資材価格の高騰が重荷となるものの、大幅な円安が収益を押し上げると見込んだ。

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 通期の想定為替レートは、3月以降に進行した円安を踏まえ、1ドル=130円(従来予想115円)、1ユーロ=140円(同130円)に修正。
これにより海外売り上げの円換算額が上振れし、売上高に当たる営業収益も9.9%増の34兆5000億円(同33兆円)に上方修正した。

トヨタ、純利益2.3兆円に 円安寄与し上方修正―23年3月期予想
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