【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日の記者会見で、23日に緊急事態宣言したウイルス感染症「サル痘」の感染者の98%が男性の同性愛者だったと明らかにした。

その上で「偏見や差別はどんなウイルスよりも危険で、感染拡大を悪化させる可能性がある」

と戒め、偏見を助長するような情報の拡散を行わないよう求めた。

 テドロス氏によると、感染者は78カ国・地域の1万8千人超に上っており、約1割が入院。感染者の7割超は欧州、25%は南北米大陸で確認されているが、死者はこれまでのところアフリカでの5人にとどまっている。

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/54861f23a57e4328b05acba14b41cd85f9dda51c&preview=auto