「サル痘」感染の30歳代男性に接触者1人…症状なし

 東京都は26日、天然痘に似た感染症「サル痘」への感染が国内で初めて確認された都内在住の30歳代男性について、接触者が1人いると明らかにした。

 都によると、この接触者は、男性が欧州から帰国した7月中旬以降、厚生労働省が定義する「1メートル以内の接触歴」があった。今のところ接触者に症状はないという。
接触者の居住自治体や年代、性別などを明らかにしていない。都は「男性の接触者は1人しかおらず、これ以上感染が拡大する可能性は低い」としている。

 小池百合子知事は26日、「必要な場合には、入院してもらうような態勢を取っている」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220726-OYT1T50286/