「5類に近い方向」検討を 尾身氏、コロナの感染症法分類めぐり提言
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は14日、新型コロナの感染症法上の扱いを、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを念頭に、「コロナを一疾病として日常的な医療提供体制の中に位置づけるための検討も始める必要があるのではないか」と提言した。同日開かれた分科会後の記者会見で述べた。
政府否定の行動制限、でも実際は「他に打つ手ない」 遠のく対策緩和
現在、新型コロナは感染症法上の2類相当の扱いで感染者は入院、外出の自粛、健康状態の報告などが求められる厳格な対応となっている。5類相当になればそれらの対応は不要だ。
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