ロシア軍でウクライナ侵攻の総司令官を任されていたと見られるドボルニコフ司令官が更迭されたとの見方が強まっています。
イギリス国防省は25日、ロシア軍でウクライナ侵攻の指揮をとっていた複数の大将が6月初旬以降、更迭された可能性が
非常に高いとした上で、そのうちの一人として、ロシア南部の軍管区を担当し、一時はウクライナ侵攻の総司令官を
任されていたと見られるドボルニコフ司令官の名を挙げました。
またアメリカのシンクタンクISW(戦争研究所)は26日、代わりにジドコ軍事政治総局長がウクライナ侵攻の総指揮をとっている
可能性が高い、との分析を明らかにしました。
ドボルニコフ司令官はシリア内戦への介入で残虐行為を指揮した経歴を持つとされ、一部で「アレッポの虐殺者」などと
呼ばれていました。
今年4月に、ウクライナ侵攻の総司令官への就任が報じられましたが、ここのところ公の場で姿が確認されず、
憶測を呼んでいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fb5cd5d9dc773f70218b418b9f5544c7bfa59dd