第26回参院選(7月10日投開票)で、社民党が政党としての存続危機に直面している。現職の国会議員は
衆参各1人で、今回の選挙で政党要件を満たすには3人の当選が必要だが、直近3回の参院選では
当選者は1人だけ。もう一つの条件である「得票率2%以上」をクリアできなければ、政治団体に“格下げ”となる。
自身も改選を迎える福島瑞穂党首(66)は「私も社民党も正念場」と危機感をあらわにした。(坂口 愛澄)

中略

比例に8人、選挙区で4人を公認した今回は、党のホームページでも「2000年代以降は振るわず、
今回の参院選挙が背水の陣です」と自虐的に記載するが、福島氏に下を向いている暇はない。
「党がなくなることは考えないようにしています。伸びるしかないから。(党が)ニュースになるのは悪くないし、
けなされてもいい。大変だから助けて、と。この政党がなくなるのは困る、と思ってもらいたいです」。
果たして、悲痛な訴えは有権者に届くのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d5ff8524fbc93e2d5221e5cf763bd10ac9a0ae