紅白の鉢巻きをして、はかま姿でカメラ目線を決める男。

道路交通法違反の疑いで逮捕された、建設会社の社長・儀保恭祐容疑者(21)。

儀保容疑者は、なぜ逮捕されたのか。
理由は、危険な暴走行為だった。

2022年1月の成人の日に東京・東大和市でとらえられた映像。

成人式の会場近くで、集団が車から、のぼり旗を突き出し、蛇行運転などを繰り返している。

警視庁は、この暴走行為に参加したとして、儀保容疑者ら男女26人を、道路交通法違反の疑いで検挙した。

暴走行為の当日、立ち乗り電動2輪車で先導した儀保容疑者。

自身のSNSで、「新成人の方は誰でも仲良く、皆様で写真を撮りましょう」と仲間を募り、それに応じた男女らが、危険な暴走行為をしたという。

この暴走行為から2カ月後、儀保容疑者は「令和四年 成人式」と題して、動画を作成していた。

羽織りはかま姿の儀保容疑者は、自身らの危険な暴走行為を誇るような動画を作成し、ネット上に載せていた。

現場近くに住む人は、当時の状況について、「集団でいたので、拡声器で大きい音を出していたので、ちょっと怖かったです」と話した。

調べに対し、儀保容疑者は「集団の先頭でセグウェイに乗ったことは間違いないが、集団暴走で逮捕されたことは納得いかない」と供述。

儀保容疑者ら2人は、容疑を一部否認。

1人は否認し、ほかの23人は容疑を認めているという。


2022年6月21日 火曜 午後7:33
https://www.fnn.jp/articles/-/378421