川に飛び込もうとした女性を保護したとして、広島県警広島中央署は山陽高校（広島市西区）３年の男子生徒３人と会社役員男性に感謝状を贈った。
池岡塁唯さん（１７）、島村春杜さん（１８）、杉本恵斗さん（１８）の３人は５月２５日午後、放課後に遊びに行く途中に平和大橋（広島市中区）の欄干を乗り越えた
女性の腕をつかむ会社役員の奥原祐一さん（５０）を発見。池岡さんは即座に１１０番し、残りの２人は奥原さんの腰付近をつかみながら欄干の内側に女性を引き上げるのを手伝ったという。
池岡さんは「知らない女性だが、周りで悲しむ人がいるかもしれないと思い助けたかった」と話し、島村さんと将来の夢が警察官という杉本さんは「同じような場面に
一人で遭遇しても動こうと思う」と話した。増田昌昭署長は「勇気ある立派な行動」と冷静で連携のとれた４人の対応をたたえた。
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