ウクライナにおける戦争の最初の100日間で、ロシアは石油とガスの輸出によって約1000億ドル(13兆4000億円)の収入を得たとする報告書を、エネルギー研究機関が公表した。

この報告書は、フィンランドに拠点を置く独立系の「エネルギー・クリーンエアー研究センター」(CREA)がまとめた。

それによると、3月以降はロシアによるエネルギー供給を多くの国が回避しているため、ロシアの収入は減っている。しかし、依然として高い水準にあるという。

また、ロシアからの輸入を抑制する国際的な取り組みに、抜け穴がある可能性があるという。

ロシア産エネルギーについては、欧州連合(EU)、アメリカ、イギリスが輸入の削減を宣言している。

https://www.bbc.com/japanese/61793158