ロシアのカシヤノフ元首相(64)はAFP通信のビデオインタビューに応じ、
ロシアのウクライナ侵攻について、戦争は最高で2年続く恐れがあるとの見解を示した。

カシヤノフ氏は、2000~04年にプーチン政権の初代首相を務め、
首相解任後に反政権派に転じた。
2月のウクライナ侵攻開始3日前にプーチン氏が招集した安全保障会議の様子を見て初めて、
「戦争があると実感した」と説明。
「プーチン氏は既に正気でないように見えた。
医学的にではなく政治的な観点からだ」と指摘した。  

カシヤノフ氏は「もしウクライナが陥落すれば、次はバルト諸国だろう」と述べ、
ウクライナの勝利が不可欠だと強調。
戦争を終結させるためウクライナに領土の割譲を求める意見については、
「間違いであり、西側諸国がその道に進まないことを願う」と述べた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e0747bf5ab8c40fa2a37baab35ccce9ed39cee9