https://news.yahoo.co.jp/articles/1d2448d350eb266e085da5a930701cf6fa764ff2

大阪では名の知れた武闘派ヤクザが怪死を遂げ、
極道社会が騒然としている。
弘道会系野内組の幹部の遺体が、5月13日、
大阪・心斎橋のビルとビルの隙間で発見されたのだ。
隙間はわずか70㎝。まさしく怪死である。

「亡くなったのは、野内組の関将孝(48)という幹部です。
ビル関係者が13日の午前9時20分頃に通報し、
駆けつけた警官がビルの隙間で血を流して倒れているのを発見した。
頭部の損傷が激しく、間もなく死亡を確認。
被害者はビル5階の踊り場から落ちたと見られています。
損傷が暴行によるものか、ビルから落下した際のものかは捜査中です」(全国紙大阪府警担当記者)

岐阜に本拠を置く野内組の野内正博組長は、
弘道会若頭を務める大物だ。
六代目山口組きっての武闘派として知られ、
高山清司若頭から目をかけられている。

怪死事件発生当初は、神戸山口組による襲撃ではないか、との憶測も飛び交った。
実際、5月8日には、大阪府豊中市にある神戸山口組系宅見組の
入江禎(ただし)組長の自宅に乗用車が突っ込む事件も起きている。
だが、事件の真相はどうやら抗争とは別のところにあるようだ。
亡くなった関氏の知人が語る。

「関さんはもともと六代目山口組系『極心連合会』の幹部でしたが、
19年11月に極心が解散したタイミングで野内組に移ったと聞いています。
拠点は大阪市内で、主なシノギは守り代。
面倒を見ている飲食店やクラブでトラブルがあったときには、
若い衆には任せず、いつも自分が出張って解決していました。
ボーイにチップを渡して『頑張れよ』と
声をかけるようなVシネ俳優のようなヤクザだったので、
みんなから慕われていましたよ」
(中略)
遺体発見の5日前、
関氏は事件のあったビル内の外国人バーで飲んでいたという。
野内組の関係者が語る。

続く