鳥類や有袋類の多くは四色型色覚を持つが、人間でも女性の中には四色型色覚を持つ人もいる。
X染色体にある赤錐体と緑錐体の遺伝子は時として変異により赤・緑のハイブリッドの錐体細胞を作ってしまい色覚障害を起こすことがあるが、
女性の場合はX染色体が2つあるため、1つのX染色体でこのような変異が起こってももう一方で正常な赤錐体と緑錐体が作られれば、赤・緑・青のほかに長波長の範囲にもうひとつの原色を認識することになる。

ヒトを含む旧世界の霊長類(狭鼻下目)の祖先は、約3,000万年前、X染色体に新たな長波長タイプの錐体視物質の遺伝子が出現し、X染色体を2本持つメスのみの一部が3色型色覚を有するようになり、
さらにヘテロ接合体のメスにおいて相同組換えによる遺伝子重複の変異を起こして同一のX染色体上に2タイプの錐体視物質の遺伝子が保持されることとなり、X染色体を1本しか持たないオスも3色型色覚を有するようになった。これによって、第3の錐体細胞が「再生」された。

現在、四色型色覚を持つ人間は世界の2~3%の女性だけだが
三色型色覚が突然変異によって男性が継承して現人類に定着したように
四色型色覚も突然変異によって男性が継承して新人類に定着する

このXX、XY染色体による進化システムは色覚だけでなく全ての形質においても同様である
つまり人類の進化はまず女性が進化し、それが相同組み換えによって男性に継承されて定着するということ
これこそがまさにグノーシスが述べている現実世界に則した発生の順番である

特定の女神から生まれた男子が始まりである
グノーシスが駆逐されたのはオリジナルではないからであり
大元である日本にそれが残っているのは本物だからである