ねぶた、県GDP1%稼ぐ
全国の祭りの効果5300億円 高知よさこい、商店街発の全国行事
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青森県最大のイベント「青森ねぶた祭り」
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都道府県別 祭りの域内経済効果
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青森ねぶたは集客数が高水準
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福岡市の博多どんたく港まつりが3年ぶりにパレードを実施するなど、祭りの「灯」が再びともされ始めた。
祭りは文化伝承の側面だけでなく、宿泊や周辺観光など経済面でも大きな効果をもたらす。
青森ねぶた祭は6日間の期間中、県GDPの1%弱を稼ぐ。日本経済新聞社と50の信用金庫が調べたところ、
経済効果は全国で少なくとも年5300億円を超えることが分かった。各地は「今年こそ開催」と意気込む。
青森ねぶた祭は集客数が285万人と突出する。
迫力ある大型の山車を目当てに青森市の人口の10倍の観光客が国内外から訪れ、ホテルや交通機関、飲食物産店などを潤す。
見物だけでなく参加型として、白地基調の浴衣に花笠などをかぶる「ハネト」の衣装を販売やレンタルすることで、呉服店やクリーニング店などにも効果が波及する。
江戸時代から続くとされるねぶたが全国に名をはせるイベントとして定着したのは1960年代に入ってから。
観光協会がPRを本格化したほか、70年代に企業が続々とスポンサーについたことが契機となった。
青森観光コンベンション協会の六角正人専務理事は「専業のねぶた絵師が生まれたことで地域の祭りから観光に堪えうる芸術性の高いものになった」と指摘する。
2011年にはJR青森駅北側に山車の展示施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が開館し、1年を通じて観光客を呼び込む。
竿燈の明かりが大通りを埋め尽くす秋田竿燈まつり(秋田市)は、日本人宿泊割合が5番目に高かったほか、
消費単価など各項目でバランス良く高い水準をつけた。