神奈川県内を走る相模鉄道は、使わなくなった電車の部品や駅の案内板などを販売する、ネットオークションを行い、売り上げの一部を県の新型コロナ対策基金に寄付することになりました。

オークションに出品されるのは、引退した車両のつり革や路線図、それに駅の案内板などおよそ30点で、車両の前や横に取り付けられていた行き先の表示板は、特に貴重なものだということです。
オークションは今月28日にオンラインで開催され、駅員が思い入れたっぷりに品物を紹介するということです。
相模鉄道では売り上げの一部は医療従事者を支援するため、県の「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に寄付することにしています。
相模鉄道大和駅の高木秀明駅長は「鉄道ファンはもちろん、幅広いお客様にぜひ参加してほしい」と話していました。
参加するためには20日午後1時までにネットでの事前申し込みが必要で、応募者が多い場合は抽選を行うということです。


相模鉄道がネットオークション実施へ 売り上げの一部を寄付
05月19日 17時44分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220519/1000080058.html