ブリッジウォーター「株はスタグフで最悪。債券もダメ。現金が好き。株価下落を心配しないで眠れる。」 [718158981]
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ブリッジウォーター・アソシエイツのボブ・プリンス氏は、潜在的なスタグフレーションに備える資産選択について話している。
エドが指摘したように、金融市場は経済よりはるかに弱い。
これまでしばらく金融市場が経済よりはるかに強かった真逆だ。
プリンス氏がBloombergで6日、著名エコノミスト エド・ハイマン氏と対談した。
とにかく頭のいい人たちなので、話の展開が凡人には理解できないところがある。
https://youtu.be/uNWgLv35nNc
ハイマン氏が直前に話していたのは、米マネーの挙動だ。
コロナ禍後の財政出動で急上昇したが、すでに収縮を始めている。
ハイマン氏は、金利が極めて小さく、バランスシート縮小も始まっていない中で、少し意外だったと述べた。
プリンス氏はこれを、金融市場の弱さと受け取ったのである。
史上最高のヘッジファンドと称されるブリッジウォーターにはもちろん優れた人材が集まっている。
そして少々クセが強い。
クセが強い天才ほど理解しにくいものはない。
だから、総帥レイ・ダリオ氏の真意を汲み取れない人は多い。
しかし、ダリオ氏の周囲の人はもう少しクセが少ないことがある。
プリンス氏もその1人。
ブリッジウォーター語と自然言語の間ぐらいを話している。
この人の発言の節々には、ブリッジウォーターのお作法・流儀が垣間見える。
この対談で語られた流儀を紹介しよう。
ブリッジウォーターはお金について、その使途と源泉という視点で捉えているという。
源泉: マネー、信用、所得
使途: 支出、金融市場、残り(FRBへ)
源泉によって、使途に傾向があるのだという。
マネー → 金融市場
信用 → 支出
プリンス氏は、金融緩和でマネーから金融市場への流れが縮小しているものの、支出は依然として高止まりしていると話す。
FRBは、この2つの異なる挙動をバランスしなければならないのだという。
ちなみに、対談で労働市場の話が出た際、プリンス氏はそれを「所得」の一側面であると捉えて議論していた。
ややクセのあるモデルだが、ブリッジウォーターのトラックレコードがモデルの有効性を裏付けているのだろう。
長年日本で金融緩和が思うほど効果を上げなかったのも、このあたりの議論と関係がありそうだ。
さて、プリンス氏とハイマン氏の資産クラスへのコメントをまとめておこう。
プリンス氏の分散を前提とした見方に大きな変化はない。
株式: 「スタグフレーションで最悪の資産が株式。金融引き締めならもっと悪い。今はそこに近い。・・・株式は有効だが、安全ではなく、分散も効いていない。」
債券: スタグフレーションではダメ。
現金: 安全でない。
インフレに強い資産を: 物価連動債、分散したコモディティ。
キャッシュフローに注目: インフレでは高デュレーションが不利。名目GDPに連動する資産。
この後に放ったハイマン氏の意見がさわやかだった。
私は現金が好きだ。・・・
インフレは4%ぐらいになるだろう。
私がアドバイスしているのは、いくらか現金を持っていれば、住宅価格や株価が下がるのを心配しないで眠れるよ、ということだ。
ハイマン氏はこの他、コモディティ、テック株、不動産などにも言及した。 ガーファンクルの顔が頭に浮かんだが、アレはブリッジオーバーだったな これ売りポジションが煽ってるだけだろう
お前ら有価証券手離しちまえと 関係ないけどブリジストンじゃなくてブリヂストンが正しいんだよね? ブリッジウォーターのボスのレイダリオは現金はゴミって言ってなかったか? 現金持ってるだけならそこらへんのジジババと変わらんな 初心者は上がってる時に言われるがままに分散投資して
下がってる時に狼狽して撤退する。 シルバーはゴールドと違って工業用途が主なのでモロに景気敏感銘柄なんや
ゴールドみたいなもんやろと思って買うと不景気で死ぬで もう3ヶ月ちかくオールキャッシュで
何をするでもなく心が苦しくなってきた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています