■「失望されたらどうしよう」はおごった考え方
SNSに投稿した後で後悔することが、私もよくありました。馬鹿みたいなことを書いてしまったり、愚痴を書いてしまったり、投稿するときはそれでいいような気がするのですが、
後で冷静になってから見直すと、「なぜこんなものを投稿したんだろう?」と、急に後悔してしまうんです。何かを書くことによって嫌われたり、印象が落ちてしまったりしたらどうしようと、
不安から余計なことばかり考えていました。
「こんなことを書いて、失望されたらどうしよう」と、気を遣った投稿ばかりしていた時期もありますが、ふと、それってかなりおごった考え方だなと思いました。「他人は自分に対して、
いい印象を抱いている」、そういう自信がなければ生まれない不安です。
投稿はオフラインの日記とは違いますから、他人の目をどうしても意識します。投稿した内容に後悔するのは、自分が作り上げた自分のイメージを傷つけてしまうのが怖いのかもしれません。
正直なところ、普通の人はそこまで他人の投稿なんて気にしません。仮に少しくらいやんちゃな投稿をしてしまったとしても、長くは引きずらないと思います。
以前SNSで「これを書いたら後悔するかな?」と思うことを書いてみたことがあるのですが、驚かれたのも反響があったのも数時間か数日くらいで、日々の情報が流れて行くように、
その投稿も流れて、今でもたまに過去ログを見た人から反応がくることはありますが、それだけです。投稿したときはいろいろ考えていたのに、今では、「あ、懐かしいな」くらいの気持ちです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6dfcd527d5f07309319ba953a798675bf8be773