新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、厚生労働省は10日、3回目接種を受けた18歳以上全員に
接種券を送ることも認めると自治体に通知した。

4回目接種は重症化予防が目的で、対象は60歳以上と、基礎疾患がある18歳以上などに限られる。60歳未満
の健康な人は受けられない。基礎疾患がある人は、必ずしも自治体が把握できていないため、自己申告に基づき、
接種を受けることになっている。

だが、一部の自治体から「作業が煩雑になるため、3回目接種を受けた18歳以上の人全員に事前に接種券を送
付したい」などの要望があり、厚労省は、幅広く接種券を送付する方法も認めることにした。

ただし、自治体がこうした方式を採った場合に、接種券を受け取った人全員が対象だと誤解されないように、接種
対象の範囲をわかりやすく説明するチラシなどを同封し、広報誌などで周知を図るよう求めている。

https://news.livedoor.com/article/detail/22147214/