「女らしさの押しつけ」の弊害
「女らしさの押しつけ」で苦しんだり、傷ついたりした経験はありますか?

都内5か所、50人の若者に話を聞くと8割が「経験あり」と回答しました。

「料理が得意」、「字がきれい」など、女はこうあるべきという偏見を押しつけられ、生きづらさを感じる若者は少なくありません。

さらに、「女は数学が苦手」「運動が嫌い」など、間違った思い込みにさらされ、意欲を奪われるケースがあります。

実際、数学と科学の学力調査を見ても、男女で差はほとんどありません。

一方で、大学の理数系学部に進学する女性の割合は、かなり少ないのが実情です。

露骨な男女差別は反発できますが、そうしたステレオタイプではなく、些細で曖昧な何気ない差別こそが有害だと専門家は指摘します。


「女なんだから○○しなさい!」。よかれと思って言ってしまうこの言葉、子どもたちの将来に深刻な影響を及ぼすことが分かってきました。最新の調査で、約半数の女子が「女らしさ」の押しつけで何らかの制限を受けたと回答。たとえば日本では大学の理系学部に進学する女性が極端に少ない背景に「女子は理系が苦手」という偏見があると言われています。ジェンダーバイアスに苦しむ子どもたちの“声”から解決策を探ります。#君の声


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女らしく…って言わないで! 声を上げ始めた若者たち
初回放送日: 2022年5月10日
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/Z8GLG68MR5/