「人の物に土足で踏み込むようなもの」静岡県知事 リニア工事の”水全量戻し”案 JR東海からの提案に不快感
https://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news112nj9en1turjqkmouc.html

リニア新幹線の工事をめぐり、26日、JR東海が静岡県に示した大井川の水を戻す新たな案について、28日、川勝知事は「人の物に土足で踏み込むようなもの」と不快感を示した。

JR東海は26日、大井川に水を戻す方法として、(中略)新たに大井川上流にある東京電力の子会社が管理する「田代ダム」で、発電のために取水されている水を県外に流出する水と同じ量だけ取水量を抑え、大井川に還元する方法を県に提案した。

(川勝知事)

「全量戻しにはならない。
JR東海とは関係ない会社の水利権に手を出した。
これは血の一滴だと東京電力から言われていた。
ここに首を突っ込まれて土足で上がり込んでいるのと同じ」


↓毎秒5tドバドバはこれ↓
リニアを阻む静岡県が知られたくない「田代ダム」の不都合な真実 https://www.itmedia.co.jp/business/spv/1910/01/news015_3.html

それほど「毎秒2tの水」を大切にする一方で、静岡県が「黙して語らない」大量の水がある。先述の桜井県議は打ち明ける。

「トンネル工事で最大で毎秒2tの水が県民の命にかかわるというのなら、なぜ、(大井川上流にある)東京電力の田代ダムで毎秒4.99tの水を、導水路トンネルで(大井川流域ではない)山梨県側の発電所に送り、富士川に放流させるのでしょうか。
今では山梨県側に放流する水量は、交渉によって5月から8月の間だけは毎秒3.5tに減らすことになりましたが、それにしても、田代ダムから県外に放出してきた水の量は毎秒4.99tで、JR東海で問題にしている毎秒2tの2.5倍です。
地元マスコミも、田代ダムの水については、知っているのに報じないのはおかしい」