米軍戦闘機か「ドカーンという爆音」 轟音で園児恐怖…泣きじゃくる子どもも 県議会が現地調査


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在日アメリカ軍の戦闘機訓練が原因とみられる騒音問題が深刻です。
島根県浜田市では、これまでも騒音問題が続いていましたが、特に2021年から急増していて、26日、島根県議会総務委員会の議員らが現地調査を行いました。

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子ども園が撮影した1本の動画。
米軍機とみられる機体が低空飛行で空を横切ると、園庭に轟音が鳴り響き、園児たちが保育士にしがみついています。

騒音問題の現地調査をしたのは島根県議会総務委員会の吉田雅紀委員長を始めとする県議7人です。
26日は、浜田市旭支所と認定あさひ子ども園の2か所を訪れ、旭支所防災課の担当者や、子ども園の職員らから深刻な騒音の実態について聞き取りを行いました。

認定あさひ子ども園 佐々木美加 園長
「超低空飛行ですね、ドカーンという爆音と一緒に。てっきり何かが落ちたと思って園庭に駆けつけたんですが、子どもたちが駆け寄って来て、飛行機怖いと泣きじゃくっていました。少しずつでも改善して、子どもたちが安心して園生活が送れればと思います」

園児は
「うるさい嫌な感じがする」
「やな気持ち」

島根県議会総務委員会 吉田雅紀 委員長
「子どもたちがこれから成長するにあたって一番大事な時期に、心の面、体の面に相当な影響があるんだろうなと改めて認識しました。我々の立場で何ができるのか、地元の住民と一緒になって検討していかなければならない」

委員会では今後、他県の騒音被害地域の実態も調査し、最良の方法を検討したいとしています。