ロックダウンが続く中国の上海市で、過去最多となる死者が確認された。当局は封鎖エリアに新たにフェンスを設置するなど、感染対策を強化している。

先月末からロックダウンが始まった上海市で撮影された動画には、不満を抱えた市民が道路と住宅を隔てるフェンスを引き倒している様子が収められていた。

地元メディアによると、感染者が確認された一部の地域をより厳しく管理する「硬隔離」という通知が当局から出され、住宅の玄関をふさぐフェンスが設置されたという。

上海市当局は24日、新型コロナによる死者が新たに51人確認されたと発表した。1日の死者数としては過去最多で、ロックダウン開始以降の死者数は累計138人となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5832b7f2b9e3f6d2837740e6f5e108bf51b1ee10