岸田総理大臣は26日、韓国のユン・ソギョル次期大統領が日本に派遣している代表団と会談する方向で調整を進めることになりました。

日本を訪れている韓国のチョン・ジンソク国会副議長を団長とする代表団は、25日、林外務大臣、岸防衛大臣と面会したほか、超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟の会長を務める自民党の額賀・元財務大臣や立憲民主党の中川・元文部科学大臣らとも会談しました。
韓国の代表団は、今月28日までの日本滞在中、岸田総理大臣との面会も求めていたことから、政府内で、慎重に対応を検討してきました。
その結果、岸田総理大臣は、26日午前、代表団と会談する方向で調整を進めることになりました。

岸田総理大臣としては、代表団が、これまでの一連の会談を通じて日韓関係の改善に意欲を示している一方、両国間の諸懸案の解決には双方の外交努力が必要だという考えを示していることも踏まえ、韓国側が今後どのような対応をとるのか、直接会談することで、見極めたいという意向もあるものとみられます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220425/k10013598701000.html