北海道・知床半島沖のオホーツク海で観光船「KAZU T(カズ・ワン)=19トン」が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故で、現場周辺で捜索していた第1管区海上保安本部(小樽)などの航空機によって新たに発見、救助された3人が24日午前10時半ごろ、斜里町の町立知床ウトロ学校のグラウンドにヘリコプターで運ばれ、救急車で医療機関へと搬送された。

【写真】観光船「KAZU T」

3人は早朝の4人に次いで発見され、1管によると、いずれも意識不明。

グラウンドには救急車5台が待機しており、10時28分ごろ、ヘリが着陸。救急隊員らが担架とブルーシートを持って駆け寄り、3人を救急車へ運んだ。39分ごろ、サイレンを鳴らして救急車が出発した。

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