レクサスはバッテリーEV専用モデルの新型「RZ」を公開した。
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レクサスのBEVモデルは2020年10月に発表されたUX300eがあったが、この新型RZは同ブランド初のBEV専用車種ということで、これからBEV市場へ本格参入するにあたっての重要なモデルとなる。

詳細なモデルネームは「RZ450e」となることが商標登録の状況から予想されていた。今回公開された画像でも「RZ450e」のバッジがリアゲートに貼られていることが確認できた。

新型RZのボディサイズは全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mm、ホイールベースは2850mmとなる。
先にトヨタブランドから発表されたBEVのbZ4Xとホイールベースは同じで、共通プラットフォームとなる「e-TNGA」をベースに開発された。

また、新型RZのバッテリー容量は71.4kWh、モーター出力についてもフロント150kW、リア80kWで、いずれもbZ4Xの4WDモデルと比較した場合の仕様アップは盛り込まれなかった。
それでも、航続距離は約450kmとなる見込みで、これはbZ4Xの4WDモデルの540kmから少なくなる。
プラットフォーム共用車との差別化のため、新型RZではいくらか航続距離を犠牲しながらも、走行フィール向上のための独自制御、あるいはレクサスらしいラグジャリー装備の採用が予想される。
(続きあり)
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