阪神は14日の中日戦にも敗れ、1分けを挟む6連敗に沈んだ。
「開幕17戦1勝」は87年のプロ野球の歴史で初めての出来事。勝率・063まで下降し、「史上最低」も更新した。
最近5試合で計3得点。矢野燿大監督(53)が佐藤輝明内野手(23)をプロ初2番に置いた勝負手も実らなかった。
15日からは10・5ゲーム差の首位・巨人と本拠地で3連戦。低迷が続けば、自力優勝の可能性が4月にして消滅する惨状も現実味を帯びる。

《勝率・063 ワースト更新》6連敗の阪神は開幕17試合で1勝15敗1分け。勝率を前日の・067から・063に下げて
プロ野球ワースト記録(未勝利の・000を除く)を更新した。開幕17試合で1勝止まりも1リーグ時代を含めたプロ野球史上初めて。
なお参考記録ながらプロ野球初年度の1936年に大東京が春季0勝8敗1分け、夏季0勝5敗を経て、秋季2試合目で初勝利、4試合目に2勝目の
「年度18試合目の2勝目」があり、15日に勝てばこれに並ぶ。

 《24日にも自力V消滅》首位・巨人とは10・5ゲーム差。15日から甲子園で3連戦を行うが、今後阪神が連敗、巨人が連勝の場合、
阪神は最短で24日に自力優勝の可能性が消滅。開幕26試合目の消滅なら55年大映の27試合目を更新する2リーグ制最速になる。

https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12278-1579268/