東京大学の入学式に来賓で訪れた映画監督の河瀬直美さんが、祝辞でウクライナの軍事侵攻に言及し、波紋を呼んでいる。
映画監督・河瀬直美さん「例えば『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である」
河瀬さんは、東大の入学式に出席した際、ロシアによるウクライナ軍事侵攻に言及し、「一方的な側からの意見に左右されて本質を見誤っていないか。誤解を恐れずに言うと、『悪』を存在させることで私は安心していないだろうか」と述べた。
そのうえで、「自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性がある自覚をしておく必要がある。そうすることで、自らの中に自制心をもって拒否することを選択したいと思います」と述べた。
https://www.fnn.jp/articles/-/345874