立憲民主党の泉健太代表は9日、滋賀県草津市で街頭演説した。岸田政権の問題点に警鐘をならす
「カナリア役になる」として、政権の姿勢をただす考えを示した。政権が重要視する経済安全保障推進法案に
賛成したことに触れ「重要で必要だと思えば賛成する。野党は全然、反対ばかりではない」とも強調した。

泉氏は、18歳以下への10万円相当給付をめぐり、立民の指摘を機に政府が現金一括給付を認めた経緯に
触れ「立民が国会にいなかったら、問題点が明らかにならない。政府の足りない部分に声を上げる
カナリアの役になる」と強調した。

一方、敵基地攻撃能力や核兵器共有の議論については「どんどん進めるのは絶対に良くない」と訴えた。

https://www.sankei.com/article/20220409-RARA3ZALVRM4JDEXMZ5C3GF7WQ/