うっかりしていたのだろうか? その存在を否定する意見もあるウクライナのアゾフ大隊だが、ゼレンスキー大統領が、自身のオンライン演説の中でアゾフ大隊の兵士を登場させてしまった。ロイター通信が報じている。

今月7日、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相の招きにより、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン演説を行なった。

ゼレンスキー氏は、ギリシャ人が多く住むマリウポリの惨状を伝え、ギリシャの議員たちにさらなる援助を求めた。そして、おそらくウクライナの戦意をアピールするためだろう、2人の兵士を登場させ、喋らせたのだ。その1人がアゾフ大隊の兵士だった。

演説の全編は、ギリシャのネットメディアがYouTubeで公開している(ギリシャ語の同時通訳)。また、2人の兵士が登場する部分を切り取った動画が、ツイッターに出回っている。(問題のアゾフ兵登場は前半0:00から1:06まで)

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