ウクライナ東部の鉄道の駅にミサイル攻撃があり、避難しようとしていた子どもを含む、52人が死亡した。

ゼレンスキー大統領は、ロシアによる新たな戦争犯罪だと糾弾した。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領「これは、ロシアによる新たな戦争犯罪だ。関与した者は、法による裁きを受けるだろう」

8日、東部ドネツク州クラマトルシクの駅にミサイル攻撃があり、子ども5人を含む52人が死亡し、109人が負傷した。

当時、駅には、安全な地域に避難しようとする市民が大勢いて、そのほとんどが女性と子どもだったという。

撃ち込まれたミサイルには、ロシア語で「子どもたちのために」と書かれていて、アメリカ国防総省は「ロシア軍が
短距離弾道ミサイルを使った」との見方を示している。

ボロジャンカの住民「わたしの子どもたちが下敷きになっていた。今、がれきの下から出された」

また、キーウ州ボロジャンカでは、建物の下から26人の遺体が見つかっているが、まだ数百人が、
がれきの下に埋まっているとみられている。

こうした中、ウクライナ軍は8日、南部ヘルソンの西側などを新たに解放した。

ロシア軍は、ウクライナ東部に戦力を集めているが、補給線に問題を抱えていることなどから、
兵士の士気が低くなっていると、アメリカのシンクタンクは分析している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24c4ccfccce5fefbbd03b88b5318f3ea97ccc132