ウクライナ東部の駅に砲撃、避難の市民30人超死亡 ロシア関与否定
2022年4月8日 19時52分
ロイター

[8日 ロイター]
- ウクライナ東部クラマトルスクで8日早朝、より安全な場所に避難しようとする人々が集まっていた鉄道駅がロシア軍の砲撃を受け、子供を含む30人以上が死亡、100人超が負傷した。
ゼレンスキー大統領は意図的に市民を狙った攻撃と非難。一方、ロシア国防省は、攻撃に使われたミサイルはウクライナ軍しか使用しないものだと指摘した。

クラマトルスクは、国内のより安全な場所に避難するための拠点の一つ。クラマトルスク駅にロケット弾が2発撃ちこまれた。
クラマトルスク市長によると、攻撃された時、駅には女性や子ども、高齢者など4000人程度がいた。国営鉄道の幹部は、死者のうち、少なくとも2人が子どもだと述べた。

ロイターは、現時点でこの情報を確認できていない。

RIA通信によると、ロシア国防省は、攻撃への関与を否定。攻撃に使われたミサイルはウクライナ軍しか使用していないと指摘。ロシア軍は8日にクラマトルスクへの攻撃を指示されていないと説明した。

アレストビッチ・ウクライナ大統領府顧問は「(ロシア軍)は早朝で市民を攻撃するとわかったはずだ。現地には避難しようとする人が何千人もいた」と述べた。

この地域では前日も避難民を乗せた列車が空爆で運行を妨げられた。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21971825/



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