そんなに医師になりたかったなら、本物になる努力をすればよかったのに……フランスで3年半、一般医（専門を持たない家庭医）や眼科医に
なりすました女が逮捕され、懲役3年の実刑判決が下された。

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　このニセ女医は、パリ郊外モー出身のソニア被告（31=姓は非公表）。3人の子供を持つ母親で、大学で不動産経営の学位は取得しているが、
医学はまったくの素人。

　にも関わらず、ストラスブール大学医学部の卒業証明書やフランス医師会の証明書を偽造し、2018年から一般医として診療行為を行った。

　しかし、2019年に身分詐称がバレ、有罪判決を受けたが、この時は実刑は免れた。ソニア被告はこれに懲りず、今度は眼科医になりすました。
自分と同じソニアという名前の医師2人の身分証明書を偽造。保護観察中に義務づけられているGPS付きアンクレットを装着したまま、医療行為を続けていたというからビックリだ。

　ソニア被告は結局、医師として7万ユーロ（約950万円）の収入を得たという。

　新型コロナの感染拡大で、ソニアはワクチン接種も行う一方、薬の知識がほとんどないまま処方箋を書いていたという。

　裁判でソニア被告は「お金の必要に迫られて」などと動機を説明したが、何やら医師への常軌を逸した執着もあるような……。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42cf6c1c123f98c3690fc369fb27fc257e456d9f