ドラッグに銃の乱射

 同月11日、Le氏はウクライナ入りを果たし、外国人による特殊部隊の編成チームに配属。その3日後に配属先の基地にロシア軍の巡航ミサイル30発が撃ち込まれ、現実の戦争を目の当たりにして16人の隊員が除隊。同じ宿舎で過ごした仲間は7人に減ってしまったという。

 その後も、キエフ郊外イルピンの森のなかで戦死したウクライナ兵の遺体回収という過酷な任務の様子などが記されるが、20日の投稿では内容が一変。〈義勇兵のなかには“殺したい”というサディスティックな欲求〉を満たすため参戦した者がいると書く。

 一部に〈得体の知れないドラッグでハイになって一日を過ごす〉義勇兵がいると告発し、さらにミッション中に〈犬を面白半分に撃った〉り、〈家を荒らし、市中で銃を乱射し、彼らを制止しようとした司令官の足をトラックで轢いた〉狼藉者までいたという驚きのエピソードを紹介する。

 最終的に彼ら不良外国人兵はウクライナ軍に逮捕されたというが、すべての義勇兵が気高いわけでないという重苦しい事実を世界に突き付けた。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21955519/