ブチャ、ウクライナ、4月6日(AP)― ロシア軍が撤退したウクライナ北部の激戦地で、多数の民間人の遺体が発見されたが、
AP通信の取材チームが4月5日、首都キーウ(ロシア語表記キエフ)の北にある町ブチャで、ロシア軍に殺害されたとみられる
民間人の遺体を発見した。

 取材班が発見したのは、道端に遺棄された6人の焼死体で、他にも近隣の民家の地下室や中庭でも数体が発見された。
なかには拷問を受けたとみられる遺体もあった。

 ウクライナの捜査関係者が、残虐行為の証拠として現場を調べているが、いずれの遺体も身元は判明しておらず、
殺害された理由なども分かっていない。

 現場を視察したウクライナのデニス・モナスティルスキー内相は、「プーチン大統領になにか一言」とAP通信の記者に問われて、
「地獄に落ちろ」と苦々しく答えた。

(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f5a21825c7b2eb266e6d4ebd4664e069e22a754