ホンダは新型シビック e:HEVの欧州仕様を現地時間2022年3月23日に発表した。
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2022/03/civic-ehev-europe-004.jpg
シビックシリーズについては11代目モデルへのフルモデルチェンジが、2021年から進行中で、既に日本市場においても1.5L ターボエンジンを搭載する5ドアハッチバック車が発売中となっている。
そして、2022年には後追いで、e:HEVを搭載するハイブリッド車と、タイプRが発売されることがホンダから予告されていた。

今回発表された新型シビック e:HEVは2022年秋の欧州発売が予定されている。
ホンダは2022年末までに、欧州向けモデルのメインストリームを全て電動化していく計画となっている。

■欧州仕様シビック e:HEVのエンジン排気量は2.0L
ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は、エンジン排気量として1.5Lと2.0Lが用意されてきたが、新型シビックにどちらが搭載されるかは、明らかとされていなかった。
欧州仕様新型シビックe:HEVは、2.0Lエンジンの採用となる。
日本国内向けにも同様のハイブリッドシステムの搭載が期待されるだろう。

新型シビック e:HEV 欧州仕様は、直噴 2.0Lのアトキンソンサイクルエンジンが搭載される。
組み合わさる駆動モーターの最高出力は135kW、最大トルクは315Nmで、数値上はステップワゴン e:HEVと同じスペックのようだ。
新開発の72セル リチウムイオンバッテリーが採用される。
また、CO2排出量はWLTPモードで110g/kmが目標となっており、熱効率は41%を達成する。

■新型シビック日本仕様にセダンは今後も導入されない見込み
(つづきあり)
https://car-research.jp/civic/sedan-prototype.html