「日本最南端!八重山の海びらき2022in石垣島」(主催・一般社団法人八重山ビジターズビューロー、YVB)が日午前、石垣市川平の底地ビーチで開かれた。ことし一年の海の安全を祈願し、一足早い夏の訪れを日本全国に宣言した。約800人(主催者発表)が来場した。
開会に先立ち、午前7時分から神司による安全祈願が始まった。気温は25度、水温は23度と過ごしやすく、水に入ると若干肌寒い気候となった。
オープニングでは「ハーラウフラカレイキニ」のメンバーがフラを披露。川平小中学校の大屋優奈さん(小5)、仲本光君(小5)、仲本かんなさん(中2)、宮澤彩さん(中2)が力強く海開きを宣言した。宣言後、オープニングテープカットが行われ、一斉に海に駆け出し、初泳ぎで海開きの訪れを喜んだ。
初泳ぎでは海上保安庁のヘリの登場や、スタッフが野菜や果物を海に投げ込み、勢いよく飛び込んで拾う海上収穫祭もあった。
小学3年生の川崎心愛(みあ)さん(9)は「とても楽しかった。夏は思いっきり友達と泳ぎたい」と笑顔。川平中1年の長田莉羽(りう)君(13)は「海で果物を拾ったり、めったにできない体験ができてうれしかった。シュノーケル体験やヨットもやってみたい」と期待した。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/18043
https://yaeyama-nippo.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/03/20220320_umibiraki.jpg