中性子星とブラックホールの合体を初観測
米欧の重力波グループ

地球から9億光年離れた場所で
太陽の8.9倍の質量を持つブラックホールと
1.9倍の中性子星が合体して生じた重力波を、
LIGOの観測施設のうち1カ所で捉えた。

わずか10日後の15日には、
10億光年のかなたで太陽の5.7倍の質量のブラックホールと
1.5倍の中性子星の合体による重力波を、
両グループの計3カ所の施設全てで捉えた。

質量が太陽の8倍以上の恒星は大爆発で一生を終える。
その後、比較的大きい星は崩壊し、
巨大な重力のために光さえ脱出できない天体、ブラックホールとなる。
小さい星の場合、原子核を構成する粒子の一種である
中性子を主成分とする高密度の天体、中性子星になる。

重力波は、質量を持つ物体による
時空のゆがみが、物体の運動により周囲に光速で伝わっていくもの。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e1077c326773650cb732c2ae13644b79080ac789