ロゴは企業や団体のブランドイメージを形作る大切なものですが、オーストラリア首相内閣省の傘下にある女性支援ネットワーク・Women's Networkのロゴが「どう見てもペニスだ」と炎上し、削除される事態となっています。

 海外メディアのMotherboardでライターを務めるサマンサ・コール氏は、これまでに数多くの「ブランドのロゴが生殖器に見える」という意見に遭遇してきたとのこと。

 こうした意見が存在するにもかかわらず、コール氏はこれらのロゴを卑猥だと考えたことはなく、このように連想してしまう人は性的な想像力がたくましいのだろうと思っているそうで、「多くの場合、ロゴは私たちの汚い心の『ロールシャッハ・テスト』として機能します」と述べています。
ところが、今回話題となったオーストラリア首相内閣省傘下の「Women's Network」という政府系ネットワークのロゴは、確かにペニスに見えてしまったそうです。

https://i.gzn.jp/img/2022/03/15/womens-network-logo-looks-like-dick/00_m.png

 話題となったWomen's Networkのロゴがこれ。そんなわけはないとわかっていながらも、Womenから取ったのであろう「W」の部分が陰嚢、そこから伸びる楕円形の部位が陰茎に見えてしまいます。
コール氏も「オーストラリア首相内閣省のWomen's Networkのロゴは、100%絶対にペニスです」と太鼓判を押しています。

 オーストラリア首相内閣省はオーストラリアの公共サービス全般で幅広いミッションを推進しており、その中には企業における多様性を推進するさまざまなネットワークが存在します。
「Women's Network」という機関もそのうちの1つであり、職場における男女の機会均等やその他の男女平等行動計画の実施を支援しているとのこと。当然ながらペニスとは特に関係がありません。

なお、すでにロゴは公式サイトから削除されています。

詳細はそーすで
https://gigazine.net/news/20220315-womens-network-logo-looks-like-dick/
政府の女性支援ネットワークのロゴが「どう見てもペニス」と大炎上