オミクロン株は追加接種が必要
まず、3回目の接種が必要な理由として、オミクロン株の特性を挙げています。

オミクロン株は、亜種のBA.1、BA.2の両方とも中和抗体ができにくく、ワクチン2回接種だけでは不十分です。

感染を防ぐためには、追加接種が必要となります。

https://seniorguide.jp/img/sng/docs/1396/630/220321corona02_o.png

3回目の接種が増えない理由
しかし、3回目の接種は、なかなか接種率が上がりません。

もちろん、政府や自治体側の問題もありますが、ワクチンを打つ側にも積極的になりにくい理由があります。

ここでは、3つの理由を挙げています。

副反応を避けたいと思っている人が多い
誤解により、モデルナの接種は避けたいと思っている人が多い
たび重なる接種で免疫ができにくくなるという「迷信」が広まっている

https://seniorguide.jp/img/sng/docs/1396/630/220321corona05_o.png

2回目までとは違うワクチンの方が良い
3回目の接種のときに悩むのがワクチンの選択です。

2回目までファイザーだったので、3回目もファイザーにしたいという人が少なくありません。

しかし、この資料では、2回目までファイザーだった人も、3回目はモデルナを選ぶ「交差接種」にした方が有効だとしています。

「交差接種」で、2種類のワクチンを打つことにより、ワクチンが対応できるウイルスが増えるからです。

2つのワクチンが補い合うことによって、ウイルスを捉える幅が広がると考えれば良いでしょう。

https://seniorguide.jp/article/1396630.html