(CNN) 英国防省は19日、ウクライナの戦況に関する情報を更新し、ロシアはこれまでのところ、
ウクライナ人による「抵抗の規模と激しさに驚いている」と分析した。また「作戦の手法の変更を
余儀なくされている」との見解も示した。

同省は「ロシア政府はこれまでのところ、本来の目的を達成できておらず、消耗戦を追求している」と指摘。
「このままいくと火器の無差別使用に絡んで結果的に民間人の犠牲が増える公算が大きい。
ウクライナ国内のインフラの破壊や人道危機の激化につながる可能性もあるだろう」と懸念を表明した。

このほか侵攻の最中にあって、プーチン大統領は国内のメディアに対する支配を強化していると分析。
「言説をコントロールし、作戦上の問題から国民の目を背けさせ、ロシア人の犠牲者の多さを隠そうとしている」
と述べた。
https://www.cnn.co.jp/world/35185128.html