【ワシントン時事】バイデン米政権は18日、ロシア発着の航空機について、ウクライナ危機を受けた
対ロ輸出規制に違反した疑いがあるとして、約100機を特定したと発表した。アエロフロートなどロシアの航空会社が
運航する米ボーイング機が中心で、米商務省は「ロシアからの国際便が事実上の運航停止となる」と指摘した。

 プーチン政権に近い新興財閥(オリガルヒ)のプライベートジェットも対象とされ、
サッカー英イングランド・プレミアリーグ強豪チェルシーのオーナーで、英欧当局から資産を凍結された
ロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏も含まれる レモンド商務長官は声明で、ウクライナ侵攻を続ける
ロシアの企業やオリガルヒが「米国法に反して堂々と旅行することを許さない」と強調した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031900246&;g=int