>>491
ソ連が崩壊し、1991年、ウクライナが独立すると、クリミアは、ロシアとウクライナの対立に発展します。
 ロシア系住民が多いクリミアは1990年代、ウクライナからの「独立」を宣言したり、自治権拡大を要求したりしました。

 ロシアはこれを支持し、ウクライナは反発しました。
 クリミアは、1996年のウクライナ憲法で、ウクライナ唯一の自治共和国となりました。ウクライナが、クリミアの独立要求の高まりを抑えるため「国家並み」の権限を与えたといえます。
 ウクライナ憲法は、条文に矛盾しない範囲内で、クリミアに独自の憲法制定や、政府や議会の設置を認めています。ただ、ウクライナの一行政体にすぎませんでした。

ここで反ロシア政権が出来てロシア系住民を迫害し始めるわけだ