https://news.yahoo.co.jp/articles/787930d7cfaa8692be6e380af5275493ffe634f5

ロシアによるウクライナ侵攻に対し米国とEU(ヨーロッパ連合)が対露制裁に乗り出したが、ロシアは「制裁に適応している」として、2014年当時より「回復力が優れている」点を強調した。

25日(現地時間)ロシアのインテルファクス通信によると、ロシア経済開発貿易省はこの日「さらなる制裁に備えている」とし「アジアの国々と貿易・経済協力を続けていく」と伝えた。

ロシア経済開発貿易省は声明を通じて「今、ロシアの経済は安定的だ」とし「多様な国際金融機関でこれが認められている」と説明した。そして低い水準の国家負債を根拠にあげ、安定的な経済状況を証明した。

つづけて「我々は長い間、制裁とともに生きてきたため、適応している」とし「経済強化に役立つ効果的な対応を見出した」と主張した。

またロシア当局は「ユーラシアと経済協力をしていく」という立場を強く表明した。この日の声明で経済開発貿易省は「ユーラシア経済連合は、まだ表れていない潜在力をもっている」とし「ロシアは引き続き全方位的な統合を発展させていく」と語った。

さらに当局は「ロシア政府が施行する戦略が、わが経済に柔軟性をもたらす」とし「他の政府機関とともに、制裁のショックを軽減するのに役立つ追加措置を検討している」と付け加えた。