安全保障の課題について議論するミュンヘン安全保障会議が18日、ドイツで始まりましたが、例年参加してきたロシアが欠席する異例の事態となりました。
ドイツ・ベーアボック外相「ヨーロッパの真ん中で戦争が起きる危機に直面している」
ベーアボック外相は開幕後の声明でこのように述べ、ウクライナとの国境近くに軍を展開するロシアの動きは、ヨーロッパ全体の平和を脅かすものだと批判しました。
19日にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、今回の問題について議論が行われますが、ロシアは99年以降では初めて、ミュンヘン安全保障会議を欠席しました。
ロシア外務省は欠席の理由について、「安全保障会議が客観性を失っているため」としていますが、参加すれば厳しい批判にさらされると判断したものとみられます。
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