楽天グループが14日発表した2021年12月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が1338億円の赤字(前期は1141億円の赤字)だった。
最終赤字は3期連続で、2000年の上場以来、最大となった。20年4月に本格参入した携帯電話事業の大幅な赤字が響いた。
本業のもうけを示す営業利益は、赤字が前期の938億円から1947億円に拡大した。携帯事業の営業赤字が前期の約2倍となる約4200億円に膨らんだことが主因だ。
NTTドコモなど大手3社と比べて広がっていない利用エリアを拡大させるため、基地局整備の先行投資を加速させた。未整備のエリアで、
KDDIに利用料を払って通信網を借りる「ローミング」の費用もかさんだ。
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