(CNN)太り過ぎの若者らに十分な睡眠時間を確保するよう指示した研究で、寝不足が解消されれば1日当たりのカロリー摂取量が減り、
減量効果が出るとの結果が新たに報告された。

米シカゴ大学で睡眠研究所を率いるエスラ・タサリ博士らのチームが、米医師会の専門誌JAMAの内科版に論文を発表した。

普段の睡眠時間が6時間半未満という太り過ぎの若者グループに、約8時間半の睡眠を2週間続けるように言い渡したところ、
1日に摂取するカロリーが大幅に減った。

摂取量は1日平均270キロカロリー減、一部の参加者では1日500キロカロリーも減少したことが分かった。

この結果は減量や体重維持の努力を一変させるだろうと、タサリ博士は主張する。

単に睡眠時間を増やすだけで毎日の摂取量を270キロカロリー減らすことができれば、3年後には体重が12キロ近く減っている計算だ。

https://news.livedoor.com/article/detail/21661252/?_clicked=social_reaction