エンジンの故障で日本海を漂流し、島根県隠岐の島町久見沖で停船していたキプロス船籍の大型コンテナ船「CSLサンタマリア」(5万4800トン、全長300メートル)が2日、救助船にえい航され、現場海域を離れた。
【動画と写真】隠岐の島町沖で大型コンテナ船が漂流
第8管区海上保安本部によると、船主が手配した大型タグボート(1950トン)が午後4時半ごろに現場に到着。同6時半すぎにいかりを揚げ、離脱に成功した。修理のため国外の港にえい航する。油漏れなどは確認されていない。
大型コンテナ船は、空のコンテナ2千本を積んで隠岐の島町の北西の沖合を航行。1日未明、発電機の故障でエンジンが止まり、強い西風と高波の影響で15キロほど流され、同町久見の800メートル沖合に停船した。ウクライナ国籍など乗組員19人にけがはなかった。
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