マツダは高級SUVセグメントへの参入を計画しており、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90を2022〜2023年の期間に市場投入することを予告している。これら4モデルはプラットフォーム共用され、なかでもCX-80は3列シートを装備し、車幅を控えめにデザインした日本向けモデルとなる。(写真は北米新型CX-50)
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マツダで現行販売される車種の中では、3列シートを装備するモデルとしてCX-8がある。CX-8のボディスタイルはクロスオーバーSUVで、これを実質的に後継するのが新型CX-80である。ただし、新型CX-80は新開発のFRプラットフォームが採用され、FFプラットフォームを採用するCX-8より完全に格上のモデルとなる。
■新型CX-80を含むラージ商品群は、防府第2工場で生産予定
マツダでは、新開発FRプラットフォームを採用する4車種の次世代商品、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90をラージ商品群と呼んでいる。これらはプレミアムSUVセグメントへの挑戦でもあり、車両価格も高くなることは間違いない。そんななか、従来からの顧客ニーズにも応えていくため、一桁番台の旧SUVモデル、CX-3、CX-5、CX-8、海外向けCX-9も引き続き販売し、車種の選択肢が残される見込み。旧SUVモデルを廃止させるタイミングは、販売状況を見ながら市場によって判断されそうだ。
ラージ商品群は防府第2工場で生産される予定である。なお最近のマツダではスモール商品群の北米向け新型CX-50の生産がスタートしたが、こちらは「マツダ・トヨタ マニュファクチャリング USA」で行われる。
新型CX-50はややスクウェアとなったヘッドランプが印象的なマツダの次世代デザインを採用。フロントグリルは横長で、アンダーガードの主張が強くなっている。CX-80などラージ商品群もこの流れを汲んだ顔つきとなることが予想される。
■新型CX-80を含む、ラージ商品群は3つのパワートレインが発表済み
(続きあり)
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