警官、接触時に警棒 高校生が眼球破裂で失明 持ち手は調査中
2022年1月30日 08:33

27日未明に沖縄市宮里の路上でバイクに乗っていた男子高校生(17)=同市=が巡回中の男性警察官(29)と接触し、
高校生が眼球破裂で右目を失明した事故で、警察官が接触時、
手に警棒を持っていたことが県警関係者への取材で分かった。

搬送された高校生は救急隊員や母親に「右側から警棒で殴られた」と証言している。
沖縄署は今後高校生からも話を聞くなどして状況を詳しく調べる方針。

はこれまで「警察官がバイクを停車させ職務質問しようとして右手が当たった」と説明。
通常は腰に提げている警棒を手にしていたかどうかは明らかにしていなかった。左右どの手に警棒を持っていたか、棒が高校生に当たったかなど、詳細は調査中としている。

県警関係者によると、当時男性警察官は市内で発生した暴走行為の警戒でパトカーを降り、徒歩で巡回していた。現在は同僚警察官の目撃の有無、周辺の防犯カメラ映像の分析などを進めているとみられる。


https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/902732