ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月27日放送)に作家で自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。「佐渡島の金山」ユネスコ世界文化遺産登録について解説した。

《佐渡金山の宗太夫坑=BUD international/アマナイメージズ/共同通信イメージズ》
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■「佐渡島の金山」ユネスコ世界文化遺産登録 〜推薦書の提出期限迫る

「佐渡島の金山」(新潟県)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録するため、推薦書を提出しなくてはならない2月1日の期限が迫っている。

飯田)「佐渡島の金山」ユネスコへの世界文化遺産登録について。文化審議会からは推薦するべきだという声が出ていて、日本政府は「総合的に判断する」と言っています。昨年(2021年)末には、事実上これを見送るという報道もありましたが、現状はどうなっていますか?

青山)岸田総理が国会答弁で、「推薦期限は2月1日で、1月末までにはまだ時間がある」とおっしゃっています。1月末までに岸田総理自身が決断するということです。内部を十分調べていますけれども、「推薦しないと決まった」という事実はありません。

【※編集部注:政府は28日、推薦する方向で最終調整に入った】


■岸田総理の考え 〜「推薦して終わりではなくて、登録させないといけない」

青山)この間、参議院で予算委員会が始まる前に、少し時間があったのです。そのときに岸田総理が与野党議員が見ている前で、私に普通の声で話しかけて来られたのです。

飯田)委員会室で。

青山)「佐渡金山についての夕べの電話だけれど」とおっしゃいました。あとは私が声をひそめたので、ひそひそ話になりましたが。この件を公共の電波でなぜ言うかというと、ただの立ち話だったので私も予想外でしたが、総理動静に出たので一部を明らかにします。

飯田)立ち話であったけれど。

青山)これまで総理に直接交渉して来ていますが、政府の一部である文化庁の審議会が、法に基づいて推薦を決めたのですから、推薦して当たり前なのです。それを政府自らが覆すようでは一貫性がありません。「推薦しない場合、韓国の不合理な主張を認めることになりますよ」「だから推薦してください」ということを国会議員、自由民主党の一員として、総理を含め直接交渉しているわけです。それに対して、おそらく岸田総理の考えは、「推薦して終わりではなく、登録させないといけないから」ということなのです。

飯田)登録まで持って行かないといけない。

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佐渡金山「日本が焦って推薦することを韓国が手ぐすね引いて待っている」岸田総理の認識を青山繁晴議員が言及
https://news.radiko.jp/article/station/LFR/64246/
2022.01.28 ニッポン放送