ひきこもり当事者たちが作った「人権宣言」って何? 七つの条文、社会の価値観変える一歩に

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「ひきこもることは、命と尊厳を守る権利の行使である」。
そんな書き出しで始まる、一風変わった文章が登場した。タイトルは〈ひきこもり人権宣言〉。
作成したのは、かつてひきこもりや不登校を経験したり、さまざまな形で当事者とかかわったりしている人たちだ。
なぜ今、人権宣言なのか。その複雑な胸の内を聞いた。

第1条 ひきこもる権利(自由権)、第2条 平等権、第3条 幸福追求権、第4条 ひきこもる人の生存権、第5条 支援・治療を選ぶ権利、第6条 暴力を拒否する権利、第7条 頼る権利―。
人権宣言は全部で七つの条文と、3万5千字におよぶ解説で構成されている。
(略)